【2024年】エコバックスのDEEBOT【N20】【Y1】エントリーモデル5機種を徹底比較！PRO/PRO PLUS

2024年に累計販売台数で世界1位に躍り出た、中国発のロボット掃除機メーカー・エコバックス。

ロボット掃除機市場で勢いがある中国企業の中でもトップランナーとも言える存在です。

エコバックスといえば、X5シリーズやT30シリーズといったモップの自動温水洗浄・熱風乾燥まで備えたスペックお化けな上位モデルが注目されています。

が、エントリーモデルのN20シリーズやY1シリーズは実際どうなのか？

5万円以下・10万円以下で買えるエコバックスの5機種を徹底比較していきます。

N20・Y1特徴まとめ

エコバックスDEEBOT【N20】【Y1】PRO/PRO PLUSスペック比較表

エコバックスのロボット掃除機N20・Y1シリーズ5機種の位置付けとスペック一覧をまとめました。

項目	N20 PRO PLUS	N20 PLUS	N20	Y1 PRO PLUS	Y1 PRO
デザイン	ホワイト	ブラック	ホワイト	ホワイト	ホワイト
発売年月	2024年6月	2024年6月	2024年6月	2024年4月	2024年4月
価格	69,800円 SALE中	62,800円 SALE中	49,990円 SALE中	79,800円	49,800円
本体サイズ	35.3×35.1×9.6cm			32.8×32.8×10.1cm	32.5×32.5×10.1cm
ステーション サイズ	35.6×45.1×38cm		21.8×7.3×11.1cm	32×21×26.9cm	18.1×13.6×9.7cm
吸引力	8,000Pa			6,500Pa
吸引ブラシ	ZeroTangleあり			ZeroTangleなし
清掃音	65db			–
電源方式	5,200mAh
最大稼働時間	300分			270分
カーペット検知	あり
障害物回避機能	LDS			スマートLiDARナビゲーション
本体 ダストボックス 容量	400ml			200ml	400ml
自動ごみ収集	あり・バッグなし 4段階ろ過システム		なし	あり・5L 最長150日ゴミ捨て不要	なし
マッピング機能	あり TrueMapping Intelligent Path Planning 8分			あり TrueMapping 2.0 6分
水タンク容量	180ml	220ml		300ml
モップ システム	OZMO Pro 2.0 振動モップ	OZMO モップシステム
音声コントロール	対応
敷居乗り越え	20mm
モップの リフトアップ機能	なし
モップの自動洗浄・ 自動乾燥	なし

比較したのは以下の5機種。

• N20 PRO PLUS
• N20 PLUS
• N20
• Y1 PRO PLUS
• Y1PRO

Nシリーズ内の違い・Y1シリーズ内の違い・N２０とY1の違いをざっくりまとめると以下の通りです。

>> 機能の詳しい違いを知りたい方は次の目次へ

N20 PRO PLUS ・N20 PLUS・N20の違い

サイズや吸引力、最大稼働時間など本体の基本性能は同じです。

「カラー」「水拭き機能」「自動ごみ収集機能」の中で重視したいものはあるかと価格のバランスで選ぶのがおすすめ。

Y1 PRO PLUSとY1 PROの違い

Y1シリーズは、直径3mmながら本体サイズにも違いがあります。

Y1 PRO PLUSは最大150日間ゴミ捨て不要のステーションがある分本体のダストボックス容量は少なめ。

ロボット掃除機を置きたいスペースや欲しい機能で選びましょう。

N20 PRO PLUS（N20 PLUS）とY1 PRO PLUSの違い【自動ごみ収集あり】

N20シリーズとY1シリーズは全体的にはN20シリーズの方が性能が高め。

水タンク容量はY1シリーズの方が多く300mlとなっています。

本体スペックの高さと、ゴミ収集のスタイルの好みが判断の分かれ目ですね。

N20とY1 PROの違い【自動ごみ収集なし】

単純に清掃機能が高いのはN20の方。

セール対象になっていると価格もY1PROより安いことが多く狙い目です。

注意点はサイズ。

Y1 PROの方がN20より幅は約3cm小さく、高さは5mm高いです。

• N20：35.3×35.1×9.6cm
• Y1 PRO：32.5×32.5×10.1cm

数ミリの差で家具の下を通らない・間をすり抜けられない、なんてこともあります。

気になる人は、ここ通したい！という家具の事前の測定をお忘れなくです。

N20・Y1特徴まとめ

エコバックスDEEBOT【N20】【Y1】PRO/PRO PLUS機能の違いを比較

エコバックスのロボット掃除機・5機種の機能の違いを深掘りしていきます。

• N20 PRO PLUS
• N20 PLUS
• N20
• Y1 PRO PLUS
• Y1PRO

吸引力の違い

8,000Paと6,500Paの違い

N20シリーズは8,000Pa、Y1シリーズは6,500Pa。

ロボット掃除機の吸引力の平均値は2,500〜3,000Paなので、どちらも平均以上と言えます。※エコバックス参照

カーペットが多いなど、より吸引力が必要な環境ならN20シリーズの方が後悔しないでしょう。

吸引ブラシ形状の違い

ZeroTangleがある・なしの違い

N20シリーズには、ZeroTangle Anti-Tangleテクノロジーというエコバックスの上位モデルにも搭載されているブラシを備えています。

家族の人数が多かったりペットがいるご家庭では多くなりがちな抜け毛。

21度の角度に調整された独自設計のブラシは、髪の毛が絡まりにくいようになっています。

ブラシに毛が絡みにくいことは、吸引力が落ちにくく掃除の効率が維持できるというメリットに！

最大稼働時間の違い

300分と270分の違い

• N20シリーズは300分
• Y1シリーズは270分

1回の充電で稼働できる最大の時間の差は30分です。

どちらも4時間以上あり、Y1 PRO PLUSの場合最大330㎡まで対応。

一般家庭だと十分すぎるバッテリー持ちです。

本体ダストボックス容量の違い

400mlと200mlの違い

本体のダストボックス容量はY1 PRO PLUSだけが他の機種より少なく200mlです。

自動ゴミ収集機能の違い

自動ゴミ収集機能がある・なしの違い

自動ゴミ収集機能があるのはN20 PRO PLUS・N20 PLUS・Y1 PRO PLUSの3種類です。

Y1 PRO PLUSはステーション内に5Lのタンクがあり、最大150日間ゴミ捨てが不要。

ステーションサイズが30cmを切る27cmのコンパクトさで5Lの大容量は嬉しすぎる。

対してN20 PRO PLUS・N20 PLUSの特徴は、紙パックのないダイソンのようなダストコンテナ仕様であること。

紙パックの定期的な購入が不要になったりといったメリットはあるものの、好みは分かれるところですね。

マッピング機能・障害検知システムの違い

LiDAR搭載のある・なしとマッピングシステムの違い

N20シリーズに搭載されているマッピング機能は、レーザーレーダースキャンを通して約8分でマップ作成できる能力があります。

Y1シリーズは障害検知システムのLiDARスキャナが搭載されているのが特徴です。

また、マッピングシステムはTrueMapping 2.0を搭載しており、100㎡を約6分でスキャン。

LiDARとマッピング機能と掛け合わせることで、より安心・安全な清掃を実現します。

水タンク容量の違い

180ml・220ml・300mlの違い

水タンクの容量が1番多いのは300mlあるY1シリーズ。

水拭きしたい範囲が広い場合は容量が大きい方を選ぶ方が後悔しません。

モップシステムの違い

モップの振動機能のある・なしの違い

モップシステムはN20 PRO PLUSがOZMO Pro 2.0振動モップ、残りの4機種がOZMOモップシステムを搭載しています。

OZMOモップシステムは、本体の水タンクから水を補給しながら複合素材で作られたモップパッドで頑固な汚れまで拭きあげるシステムのこと。

過去に初期のブラーバを使っていたことがある筆者。

最後の方はただの乾拭き状態でうーん…となっていたので「水を切らさず拭きあげできる」ってメリットとしては大きいと感じます。

さらに上位の機能「OZMO Pro 2.0振動モップ」を搭載するのがN20 PRO PLUS。

高周波振動の機能を備え「こすり落とし」までできる優れものです。

床の水拭きを重視したい人には決め手の一つになる機能ですね。

N20・Y1特徴まとめ

エコバックスDEEBOT【N20】【Y1】PRO/PRO PLUS共通の機能

エコバックスのロボット掃除機はエントリーモデルでも高性能な機能を備えているのが強みです。

• N20 PRO PLUS
• N20 PLUS
• N20
• Y1 PRO PLUS
• Y1PRO

カーペット検知機能

カーペットを自動検知して清掃時は吸引力UP・水拭き時は距離を取る

エコバックスのロボット掃除機の賢さの一つであるカーペット検知機能。

エントリーモデルであるN20シリーズ・Y1シリーズ両方にも備わっています。

カーペットを掃除するときは吸引力を自動で強めてくれるのは頼もしい。

敷居の乗り越え機能

20mmの敷居まで乗り越え可能

洋室と和室の間など、わずかであっても敷居が多い家だと、エコバックスのロボット掃除機の乗り越え機能が役に立ちます。

エントリーモデルであっても2cmまで対応できるのは優秀です。

清掃したい範囲に、段差がどれくらいあるか確認しておきましょう。

音声コントロールへの対応

オリジナルのYIKOはないがAlexaやGoogleに対応

声をかけてロボット掃除機の操作をする音声コントロールシステム。

エコバックス独自機能のYIKOシステムの搭載はありませんが、アレクサやGoogleアシスタントに対応しています。

【注意】エコバックスDEEBOT【N20】【Y1】PRO/PRO PLUSない機能

N20シリーズとY1シリーズを検討するなら「どの機種にもない機能」も確認しておきましょう。

モップのリフトアップ機能

カーペットに乗り上げるときに水拭きモップを自動でリフトアップする機能はありません。

ただしカーペットの検知機能はあり、水拭き中はカーペットから距離を取る機能はついています。

この点に納得できればOK。

モップの温水自動洗浄・自動乾燥機能

水拭き機能を多く使いたい人なら気になるモップのメンテナンス。

エコバックスの上位機種には

• 70℃の温水での自動モップ洗浄
• 熱風で自動乾燥

の機能があります。

ロボット掃除機を使っている人の口コミ・評判を調査していると「使用後のモップの匂いが気になった」という意見も。

「水拭き機能の使用頻度」「自分でどれくらいメンテナンスできるか」で選びましょう。

N20・Y1シリーズにない機能が欲しい！という人は、エコバックスの上位機種「X5」「T30」シリーズの検討がおすすめです！

N20・Y1特徴まとめ

【まとめ】エコバックスのDEEBOT【N20】【Y1】エントリーモデル5機種を徹底比較！PRO/PRO PLUS

エコバックスのエントリーモデルのロボット掃除機5機種を徹底比較しました。

• N20 PRO PLUS
• N20 PLUS
• N20
• Y1 PRO PLUS
• Y1PRO

N20・Y1特徴まとめ