毎日の掃除をサポートしてくれるロボット掃除機。
便利ですが、突然動かなくなると詰みますよね。
この記事では、よくある原因とその対処法を、誰にでもわかりやすく解説します。
予防方法もあわせて紹介するので、今後のトラブル回避にも役立ててくださいね。
ロボット掃除機が動かない原因はこれ!確認すべき5つのポイント

ロボット掃除機が止まってしまったとき、まず見直しておきたい基本のチェックポイントを5つ紹介します。
① 電源が入っていない・バッテリーが切れている
電源がオフになっていたり、バッテリーが空になっているケース、意外と多いんですよね。
まずは本体の電源ボタンや充電ランプを確認してみましょう。
長時間使っていなかった場合や、電源コードが抜けていた場合は、充電ができていないことがあります。
数時間しっかり充電してから再起動を試してください。
また、バッテリーの劣化によって充電できなくなっている可能性もあるため、購入から年数が経っている場合は要注意です。
② 充電ステーションに正しく戻れていない
ステーションに戻る途中で障害物に引っかかったり、ステーションの位置がそもそも微妙だと上手く戻れません。
ステーションの前には1メートル程度のスペースを確保し、周囲に物を置かないようにしましょう。
接点部分にホコリがたまっているときも正しく充電されません。
乾いた布でやさしく拭き取ると、改善する場合があります。
③ 段差や障害物に引っかかっている
家具の脚やカーペットの端に引っかかって、ロボット掃除機が動けなくなることも起こりがちなケース。
センサーが「段差」と誤認して動きを止めている可能性もあるため、本体を持ち上げて周囲や裏側をチェックしてみてください。
コード類やおもちゃなどが床にあると、ブラシやタイヤに絡まりやすくなります。
障害物を取り除いたあと、もう一度スタートしてみるとスムーズに動き出すことがありますよ。
④ ダストボックスやフィルターがいっぱいになっている
ゴミがたまりすぎると、本体が自動でストップする設計になっている機種もあります。
フィルターにホコリが詰まっていると吸引力も下がり、結果的に清掃の効率も悪くなります。
可能であれば、掃除のたびにゴミを捨て、週1回程度はフィルターも軽く清掃しておくと安心です。
⑤ アプリやWi-Fiに問題がある
スマホアプリと連携しているタイプの場合、アプリの不具合やWi-Fiの接続エラーが原因で操作できなくなることもあります。
まずはWi-Fiルーターが正常に動作しているか確認し、アプリが最新バージョンかどうかをチェックしてみましょう。
ロボット掃除機が動かないときの今すぐできる対処法
原因がわかったら、すぐに試せる対処法を実践してみましょう。
電源ボタンの長押しやリセットを試す
ロボット掃除機の一時的な不具合は、電源ボタンの長押しや再起動で直ることがあります。
機種によって操作方法が異なるため、説明書を確認して正しい手順でリセットしてください。
再発を防ぐためにも、アプリや本体のアップデートがないか確認するのもおすすめ!
接点部分の清掃で充電不良を改善
本体とステーションの接点が汚れていると、充電がうまくいきません。
乾いた布で軽く拭き取るだけで、接触不良が解消されることも。
特にペットの毛やホコリが多い環境では、週に1回程度の清掃がおすすめです。
障害物を取り除いて再起動
コードやカーペットの端など、床にある小物は掃除機の大敵です。
周囲を片付けたあとに電源を入れ直すことで、通常通り動くようになることがあります。
家具の下など狭い場所も、あらかじめ通れるスペースを作っておくと安心です。
ダストボックスやセンサーの掃除
本体のセンサー部分にホコリがついていると、誤動作の原因になります。
乾いた布や綿棒でやさしく拭き取り、センサーの感度を回復させましょう。
ブラシ部分に髪の毛や糸くずが絡まっている場合は、ハサミでカットして取り除いてください。
お手入れを習慣にすることで、故障や停止を防げます!
アプリでエラー内容を確認する
スマートフォンのアプリには、エラーの詳細が表示される機能が備わっていることが多いです。
表示されたエラーコードを確認することで、原因が特定しやすくなります。
エラー内容に応じた対応策がアプリ内に表示される場合もあるため、まずはアプリをチェック!
ファームウェアの更新が必要な場合もあるので、併せて確認しておきましょう。
メーカーの公式サポートに相談する
どうしても解決できないときは、メーカーのサポートに相談がなんだかんだ最短路です。
保証期間内であれば、無償で修理や交換に対応してもらえることも。
問い合わせの際は、型番やエラーコードを控えておくとスムーズです。
ロボット掃除機が動かない状態を防ぐために日頃からできること
日常のちょっとした工夫で、トラブルを未然に防ぐことができます。
バッテリー残量をこまめに確認する
使用前に充電が十分か確認する習慣をつけておきましょう。
週末だけ使う場合や、長期間使用していないときはバッテリー切れになりやすいです。
過充電を防ぐためにも、充電しっぱなしには注意してくださいね。
床に物を置かず、スムーズな動作をサポート
コードや小物が床にあると、掃除機の動作に支障をきたします。
掃除前に軽く片づけておくだけでも、掃除効率は大きく変わります。
家具の配置を見直して、掃除しやすい導線を作るのも効果的です。
ロボット掃除機の「通り道」を意識して部屋を整えるのがコツです。
掃除後にゴミを捨てる習慣を
掃除が終わったら、その日のうちにダストボックスを空にしておきましょう。
ゴミがたまったままだと、次回の掃除に影響が出る可能性があります。
特に湿ったホコリやペットの毛はニオイの原因にもなります。
センサーやブラシのメンテナンスを週1回
センサーやブラシ部分は見えにくいため、つい手入れを忘れがち。
週に一度、簡単に掃除するだけで、性能の低下やトラブルを防げます。
継続的なお手入れが、ロボット掃除機を長く使う秘訣です。
ファームウェアを最新の状態に保つ
アプリと連携しているモデルでは、定期的にソフトウェアのアップデートがあります。
不具合の修正や機能追加が含まれているため、アップデートはこまめに確認しましょう。
自動で更新される場合もありますが、Wi-Fi接続が必要なので通信環境も整えておくと安心です。
【まとめ】ロボット掃除機が動かないときに原因を特定し正しく対処しよう
ロボット掃除機が動かない原因の多くは、日常のチェックとお手入れで防げるものばかり。
慌てずに、ひとつずつ原因を確認し、落ち着いて対処することが大切です。
また、普段から掃除機がスムーズに動ける環境を整えておけば、トラブルを未然に防げます。
今回ご紹介した内容をぜひ参考にして、快適な掃除ライフを送りましょう。
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